君の為に

大好きな　大切な　たった一人の君の為に
精一杯の　勇気と愛しさで
私は　世界一の　うそつきになろう

もう少し　出会うのが早ければ
せめて　あの子がその気持ちに気付く前に
私が　この気持ちに気付いていたら　何かが違っていたかな
君の口から愛おしそぉに出てくるのは　あの子の名前じゃなくて
私の名前だったかな

「おめでとう」とか「よかったね」なんてうわべだけの言葉
だって本当は嬉しくないんだもん　喜びたくない
その時　初めて　自分の気持ちに気付いた
君があの子に自分の気持ちを　告げる前に
私が自分の気持ちに気付いて　もしも「好き」と言っていたなら・・・
今になって止められない愛しさが
止められない恋心が　私を波のように飲み込んでいく

けど　もう後戻りは出来ないとこまできていたから
こんな自分の気持ちがギリギリまできてるのに何も出来ない
君があの子の名前を呼ぶたび　君があの子に微笑むたび
君とあの子が並んでいるたび
切なさがいっぱいになり　瞳を閉じてしまう
油断をすると涙がこぼれそうだった
その時　思い浮かべてしまうのは　やっぱり君が私に向かって
笑ってくれている　笑顔だけ

今だけは私は　世界一の嘘つきになろう
「おめでとう」「よかったね」必死に笑顔を作って言おう
まだ　きれいには忘れられないかもしれないけど
今は君の笑顔に負けて
私は　大嘘つきになってやろう
これが私の君への　この気持ちの
最初で最後の恩返し

-----------------------------------------
・・・。言い訳なし。(ぇ？